煮物におでん、お漬物と特に和食では大活躍の真っ白なお野菜「大根」
私たちの食生活において身近な野菜である大根ですが、意外と知らないことも多いのではないでしょうか?
例えば、大根は冬が旬の野菜ですが夏でも美味しくいただくコツがあるのをご存知ですか?
また、大根って実は葉の部分にも栄養がたっぷり含まれているんですよ。
今回は、そんな大根にまつわる豆知識を色々と紹介できればと思います。
この記事でわかること
- 大根を旬の時期以外でも美味しくいただくためのコツ
- 大根は栄養豊富な野菜!
- 大根は根と葉の部分で栄養が異なる?
- 大根をお店で選ぶ時・長持ちさせるためのポイントを紹介
大根って、どんな野菜?

ではまず、大根の特徴についてチェックしていきましょう!
この章でわかること
- 大根の主な産地・旬の時期
- 品種の多さに驚き!
- 部位ごとの味の違い
主な産地と旬の時期は?

大根の主な産地は北海道や鹿児島県、千葉県とされていますが、様々な産地で栽培されているので1年を通じていただくことができます。
大根の旬の時期は12月〜2月にかけての冬の時期とされており、この頃の大根は甘味も増しているので、大根おろしなどにもオススメです。
逆に春から夏にかけての大根はやや辛味があるとされていますが、なるべく「甘みの強い部分」を使うことによって旬の時期でなくても美味しくいただけるかと思います。
この「甘みの強い部分」については、後ほど解説します。
品種は200以上?!

先ほど、「大根は様々な産地で栽培されているので、年中入手可能」とお話ししましたが、多いのは産地だけではありません。
大根は品種もまた様々で、その数なんと200品種以上!
私たちが「大根」ときいて真っ先にイメージするであろう、あの白い根っこの品種は「青首大根」という品種で、これは主に北海道で栽培されています、
他にも大根には、
- 桜島大根・・・まるでカブのように、根が丸っこいのが特徴。
- 祝大根・・・ニンジンのように細くて小さめ。関西の雑煮によく用いられる。
- 辛味大根・・・その名の通り辛口で、水分少なめ。
- 紅くるり大根・・・その名の通り見た目が真っ赤。
- レディーサラダ大根・・・なんと、ピンク色の大根!しかし味は辛口。
と、数多くの品種が存在するのです。
今まで何となく食べていた大根ですが、こんなにラインナップが豊富でバラエティに富んだ野菜だったんですね・・・。
部位で味が違う?!

先ほどお話ししました、大根の「甘みの強い部分」
まずは、こちらの葉に近い上の部分。
ここは比較的、甘みの多い部位となります。

少し下がって、大根の真ん中の部位。
ここも甘み多めで、しかも柔らかめ。
大根の一番美味しいところですね!

さらに下がって、大根の先端部分。
ここまでくると、逆に辛味が目立つようになってきます。
同じ根の部分でも味が違うなんて、ちょっと意外ですね!
ちなみにですが、大根って葉の部分も美味しくいただけるんですよ。
しかも、根と葉でも栄養面で違いがあるんです。
大根に含まれる栄養素

大根には主に次のような栄養素が含まれておあり、根の部分と葉の部分で含まれる栄養素が異なります。
【根の部分】
- アミラーゼ
- イソチオシアネート
- オキシラーゼ
【葉の部分】
- ベータカロテン
- カルシウム
- 鉄
【両方】
- ビタミンC
- カリウム
- 葉酸
なんと、大根て葉にも栄養がたっぷりなんですね!
では、大根にはどんな栄養が含まれているのかをチェックしていきましょう!
根の部分にのみ含まれる栄養素

大根の根の部分にのみ含まれている栄養素にはそれぞれ、
- アミラーゼ・・・胸焼け、胃もたれ予防
- イソチオシアネート・・・殺菌、消化促進
- オキシラーゼ・・・解読作用
といった効果が期待できます。
ちなみに、大根の辛味はイソチオシアネートによるもので若いものほど多く含まれています。
イソチオシアネートは大根おろしなどにすると発生しますが時間が経つにつれて揮発しますので、辛味が苦手な方は30分ほど放置してからいただくことをオススメします。
【葉】ベータカロテン

ベータカロテンによって期待できる効果として、次のようなものがあります。
- 美肌効果
- 夜間視力の維持
- 免疫力維持
ニンジンやカボチャ等にも多く含まれるベータカロテンは接種するとビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康維持といった役割を担います。
また、ベータカロテンは油と一緒に調理することで吸収率が上がるため、炒め物にするのもオススメです。
【葉】カルシウム

人間の骨や歯を丈夫に保つために必要なカルシウムは、主に
- 骨形成
- 筋収縮
- 血液凝固作用
といった作用のあるミネラルです。
他にも神経に作用するなど、カルシウムは人間にとって重要な栄養素ですが、どうしても日本人はカルシウム不足になりがち。
普段の食事に乳製品や魚介類を取り入れるなど、普段のおうちご飯でもカルシウムを摂取できるメニューを考えてみましょう。
【葉】鉄分

鉄分によって期待できる効果として、次のようなものがあります。
- 貧血予防
- 集中力の維持
- 肌・髪の美容効果
通常では、大根にはあまり鉄分は含まれていないのですが、干すことによって鉄分が増すとされています。
例えば、切り干し大根に含まれる鉄分の量は通常の大根と比べて約50倍!
しかも、カルシウムの量も約20倍以上になると言われています。
【両方】ビタミンC

ビタミンCによって期待できる効果として、次のようなものがあります。
- 風邪予防
- 美肌効果
意外なことに、大根には多くのビタミンCが含まれているんです。
ただし、ビタミンCは加熱によって失われやすいので大根からより多く摂りたい場合はサラダなどがおすすめです。
【両方】カリウム

カリウムによって期待できる効果として、次のようなものがあります。
- 高血圧予防
- むくみ解消
カリウムは余分な塩分を体の外に出してくれる作用があるので、ついつい塩っぱいものばかり食べてしまう方はきちんと摂りたい栄養素。
また、もともと和食は塩分多めと言われているようです。
そう考えると、お魚の塩焼きと一緒に大根おろしって、けっこう理に適ってますね!
【両方】葉酸

葉酸によって期待できる効果として、次のようなものがあります。
- 貧血予防
- 動脈硬化予防
- 認知機能維持
「造血ビタミン」とも呼ばれる葉酸は、おもに赤血球を作るために必要とされる栄養素です。
大根をお店で選ぶコツ、長持ちさせるコツは?

せっかくなら、より美味しい大根を選びたいですよね。
そこで、ここでは
- 大根選びで失敗しないための4つのポイント
- 大根をできるだけ新鮮な状態で保存するには?
- 大根葉もうまく長期保存できる?
について解説します。
新鮮な大根を選ぶときのポイント4つ

お店で大根を選ぶときは、次の点を要チェックです!
- 表面にちゃんとツヤ・ハリがあるか
- 全体的に真っ直ぐか
- 少しずっしりとしていて重みがあるか
- ひげ根が深すぎないか
また大根葉がついているものを選ぶときは、葉も鮮やかな緑色をしているものを選びましょう。
更に、カットされているものについては断面もチェック!
変色していたり、繊維が目立ちすぎるようなものはNGです。
大根を長持ちさせる保存のポイントつ

また、大根をできるだけ長持ちさせて保存するには、
- 大根葉がついている場合は切り落としておく
- サランラップか新聞紙に包んで、なるべく乾燥を防ぐ
- タッパの中などに、なるべく立てて保存
大根はカット前であれば2〜3週間、カット済みのものだと7〜10日間が保存可能な期間となります。
どうしても使いきれない場合、大根おろしにしての冷凍保存であれば1ヶ月ほどは保存できるみたいです。
大根葉も冷凍した状態であれば長期保存できるので、たくさん余った場合は冷凍保存もうまく活用しましょう。
まとめ

では、今回のまとめに入りましょう。
- 大根の主な産地は北海道・鹿児島県・千葉県
- しかし日本各地で栽培されているため、1年中入手できる
- 大根は冬が旬だが、一番甘みのある根の真ん中の部位は年中おいしい!
- 大根には、丸っこい桜島大根やピンク色のレディーサラダ大根など、品種が豊富
- 大根は根と葉で含まれる栄養素が異なる!
大根のように、根っこの部分を食べる野菜のことを根菜類(こんさいるい)といいますが、同じ根菜類の仲間としてニンジンも栄養豊富なお野菜です。
ニンジンに含まれる栄養素やお店で選ぶコツなどについても、コチラの記事で解説しています。
是非ともご覧ください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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